偉大なるコンクリート造型家職人。
桃太郎神社のコンクリート郡制作者「浅野祥雲」が気になったので調べてみました。
「浅野祥雲」
岐阜県坂本村(現中津川市)に生まれる。父親は農業の傍ら、土人形を制作する職人であった。父親の影響で土人形制作を始めるが、土では大きな作品がつくれないことから、コンクリートでの作成を思いついたという。33歳の時、名古屋に移住し、映画館の看板を描いて生計を立てる。等身大のコンクリートによる塑像という独特の制作スタイルを打ち立て、リアルでありながら稚拙でユーモラスな作風は一度見たら忘れられない強烈なインパクトを持っている。作品は中部地方を中心に現存しているが、広く関東地方や中国からも制作依頼があったという。中部地方のB級スポットを語るには欠かせない人物である。
2008年12月12日の『タモリ倶楽部』において、「偉大なる造型家 浅野祥雲 没後30年記念 大回顧展!!」と題して作品が紹介された。
作品の現存する施設
関ヶ原ウォーランド(岐阜県関ヶ原町)
五色園(愛知県日進市)
桃太郎神社(愛知県犬山市)
中之院軍人墓地(愛知県南知多町)
厄除弘法大師(愛知県尾張旭市)
春日井駅前弘法大師像(愛知県春日井市)
身代わり弘法(愛知県豊明市)
熱海城シャチホコ(静岡県熱海市)
今後「八十日マガジン」制作部ではこの「浅野祥雲」先生の作品を紹介していこうと思います。
宜しくお願いします。
矢口