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名古屋に一石を。

 名古屋を拠点に活動するアーティスト、鷲尾友公(わしお ともゆき)さんがイラストを手がけたスケートボードが5月26日より手売りとインターネットを通じて発売される。

 「BOARDS OF TRANSLATION」と名付けられたプロジェクトから発売される同ボードは限定100本を予定。名古屋で活動するスケーター、荒木基近さんと共同で制作されたもので、「名古屋のスケートシーンを活性化するひとつのきっかけになれば」との思いが込められている。

 制作を決めた経緯について、鷲尾さんは「もともと栄に『オーバル』というスケートショップがあったが、一昨年に閉店してしまった。そこは名古屋のスケーターたちの情報交換の場でもあり、拠点となっていた場所だっただけに、閉店を境に名古屋のスケートシーンは少し下火になってきているようだ」としたうえで、「そんな現状に一石を投じるために、スケートボードの作成を決めた」と話す。

 ボードは、「名駅のシンボル『ナナちゃん人形』をモチーフにした」という巨人をボードの中央に配し、巨人の下方に「個性のない街、つまらない街(地獄)」、上方を「見晴らしのいい街、皆が求めている場所(天国)」を描き、巨人が「地獄から天国へと名古屋のスケーターなど、街の人々を引き上げている」(鷲尾さん)イメージを表現した。

 「以前は自分のために絵を描いていた」という鷲尾さん。しかし「昨年の夏頃を境に制作に対する気持ちが変わってきた」と振り返る。「これまでは『怒り』の中でしか絵を描けないと思っていたが、優しさを絞り出しても絵を描くことができた。自分にできることはやはり、もの作りなのだと再確認した」とし、「求められるものであれば、何でもやってみよう」と、今回のスケートボードを手がけた。

 ボードの価格も「これからスケボーを始める小中学生が買いやすいように」と8,800円という低めの設定にしている。「これからスケボーを始めようと思っている子どもたちが、初めて乗ったデッキが自分たちの作ったものだとうれしい」と笑顔を見せる。

 また、同時期から鷲尾さんは「Private Garden(プライベートガーデン)」という子ども服のデザインも開始。4月20日からは、大須3丁目のショップで販売している。ロンドンなど、ヨーロッパからも展覧会の誘いがある鷲尾さんだが、「今は名古屋で自分のペースでもう少し続けて行きたい」と話す。

 「名古屋は小さい街だけど離れられない。何か理由があるんだろうと思い、この街に留まって作品を生み続けている。名駅のビックカメラ側に大きなオブジェを作るのが夢」とも。 名古屋を拠点に活動するアーティスト、鷲尾友公(わしお ともゆき)さんがイラストを手がけたスケートボードが5月26日より手売りとインターネットを通じて発売される。

「サカエ経済新聞」より


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矢口

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意味もなくブログを開設してしまいました。二人の地元名古屋市中村区からアナーキーな「矢口敦也」と「山森誠」、両名が発進!しょ~もない日々の出来事を発信!読みづらい名古屋弁が出てきますがひとつよろしくお願いします。。

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